打ち上がり、分散し。狭く巡る世間。

請負制作活動, 制作人交友会

 以前の記事にも書いていた、昨年10月から今年の2月一杯まで出向して開発に参加していたゲームの打ち上げが行われました。

 3月に入ってからずっと家に篭って仕事をしており、自分の作った料理しか食べない生活を送っていたので、たまの外食がとても嬉しかったです(笑)。
 西新宿の49階にあるお店での打ち上げだったのですが、高いところが苦手な人は窓ガラスの側に近寄れないような風景でした。
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 お陰様で3月の売り上げ額がなかなか見られないような好調な数字になったようで、晴れやかな打ち上げだったように思います。

 この日は「世間が狭い話」が盛んでした。

 伯爵自身の話でも、今回の出向先で参加したグラフィックチームに以前別のプロジェクトでご一緒していたグラフィックの方がいてビックリしましたし、1つ前の出向先でもビルの前で以前勤めていた会社の同僚にバッタリ出会い、同じ会社で仕事をすることを知って笑ったりもしました。
 他の方も、こちらの会社に3ヶ月前に入社された社員さんと1ヶ月前に入社された社員さんが、やはり以前別タイトル、別会社で一緒に仕事をしていた人が何人もいたという話で、「世間狭いですよね~」と。

 とは言っても、ゲーム業界で仕事をしている人口がそんなに少ないとも考えづらいので、「この規模、この予算だとこの界隈の人達」というのが自然と区分けされているのかも? と感じました。
 規模によって必要なノウハウが変わってくるところがあって、各人似た規模の仕事をすることが多いから、同じ人と再会しやすいとか。
 プラットフォームの問題ではなく、例えば今回の仕事はコンシューマの仕事をしている人とMMOの仕事をしていた人が多いスタッフで、スマフォ用ソーシャルゲームを作っていたので、求める内容の規模の問題なのかなという気がします。必要な技術力の水準であったり方向性であったり。伯爵も以前はMMORPGの会社に勤めておりました。

 「世間が狭いから悪いこと出来ませんねw」という言葉が沢山出て、まぁ狭くなくても悪いことはしてはいけませんが(笑)悪い評判がすくバレるとしたら、良い評判も同じことなので、実は誠実に仕事をしている人ならずっと仕事をしていられる業界なのかも? と思ったり致しました。
 「この人の仕事は信用出来るから」「この人なら任せても安心だから」という言葉も、耳にする頻度が高いのです。

 伯爵は3月一杯でこのプロジェクトから外れることになりますが、グラフィックチームでの送別会を来週やってもらえるそうなので、また美味しいもの食べられるといいなと思います(笑)。

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