朗読劇『狗傳-kuden-』

ライブ・演劇

 今日は生業の方のゲーム制作でご一緒している声優の波多野和俊さんが出演されている朗読劇『狗傳-kuden-』を観に行って参りました。
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 これまで朗読劇は一度しか観たことが無く、今年の4月に声優の大久保貴さん(『ソドム72日』レビ役)の出演作を観て以来、二度目の体験でした。

 『狗傳-kuden-』は新撰組を扱ったシリアスな舞台でした。出演しているのが皆声優さんだから、というわけでもなかったようですが芝居が漫画的で、朗読といっても台詞しかないのでアニメなどのボイスドラマを目の前でやっているのに近い内容だったように思います。
 永倉新八役の方が度々台詞を噛んでいたのが気になりましたが(笑)永倉新八含め主要な役の方は安心して観られる印象でした(声優さんに詳しくないので失礼なことを書いているかもしれない……)。

 波多野さんは。右サイドの髪の毛を複数本のピンで留めているのが愛らしく、波多野さんと話し始めるなりピン留めの話をしてしまったけれど、ピンを着けた理由と自分の髪質について教えてくれた波多野さんは天使。やはり天使。
 伊東甲子太郎だったのですがクセのあるキャラクターを漫画的に演じていて、面白いお芝居をしているなと思いました。丁度一ヶ月前に観た『弁当屋の四兄弟』の時の抑え目な芝居とは対照的だったかもしれません。

 公演後、波多野さんには長々と雑談に付き合わせてしまったのですが、『朗読劇』というもの自体についてお話しして、行きの電車の中でも観ている最中も色々考えてしまっていたので聞いてもらえただけでも有難かったです。朗読劇初心者の伯爵にはなんだかまだ朗読劇が分からないのです。
 伯爵が期待しているような答えは存在しないのかも? と思うところもあるものの……。
 来週末も朗読劇を観に行くので、そちらでもまた色々考えるのかもしれません。普通に楽しむ部分ではちゃんと普通に楽しんでいるんですけどね。難しいことを考えて観ているわけではなく。

 あと。お仕事に関する話もしてきたのですが。ゲームのボイス収録の休憩中にブース内の波多野さんと雑談していた時、作っているゲームのことを「放っておけないんですw」と言い「性格ですね」と言われたりしたのですが。
 放っておけないのには伯爵なりの理由があって、それは伯爵の思う誠意によるところなのですが、波多野さんとお話していて、やっぱり制作に携わってくれた方は見ているし感じるし、伯爵の性格は悪いものじゃないのだなと思いました。

 と同時に。『ソドム72日』の制作は霞を食べて生きているわけではない伯爵には生業より優先させるわけにはいかないものですが、それでも完成を待っていただいている方への誠意として、制作に携わってくれた方への誠意として、ゲームそのものへの誠意として、しっかりと完成させたいなと思いました。
 今月一杯で仕事の山を越えるので、腰を据えて同人ゲーム制作を満喫したいです。

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