お仕事と同人と

請負制作活動

 打ち上げや送別会が終わり。
 
 4月に入ってから毎日乙女ゲーム『ヴァンパイア・ブライド』の追加ルートのお仕事をしておりました。
 伯爵が推していた(笑)刺客コンビのルートが追加決定しまして! 嬉しいですね。
 キービジュアル用の刺客の二人を追加作画したりしました。刺客コンビのみで載せてみます。ドーン!
刺客コンビ
 「毎日の仕事時間を決めて、夜と週末は同人の作業を」ということも考えたのですが、やってみると頭の切り替えが難しかったので朝から晩まで仕事に専念しました。
 本日、進められる作業が一段落したので、休養期間(?)としてこれからゴールデンウィーク明けあたりまでは同人ゲーム制作に専念しようかなと思っております。同人ゲーム作っていたら休養にならないような気もしますが、まぁ、それはそれで。
 
 双子ルート開発時は作画以外にシナリオ制作を除いてのディレクションも行っていたのですが、刺客ルートはシナリオ監修も含め全てを見る形になっておりまして、ライターの大沼遼平さんと打ち合わせを重ねつつプロットを練ったり、同時にプロットの確定した部分からイベントCGの作画を行ったりという日々でした。
 ラルフルートに関しては全面的に大沼さんにお任せ、ヴァルルートは伯爵から色々とリクエストをさせていただいてのシナリオ制作になっております。
 伯爵はあまり乙女ゲームには向いてない……というのはS STYLEのゲームをプレイしたことのある方ならお気付きかと思いますが(苦笑)そんな中でも乙女の皆さんに楽しんでいただけるゲームになるよう日々頑張っております。若干ヴァルルートがハードボイルドになってる気もしますが……はは……(苦笑)。
 しかしお仕事なので、ちゃんと、乙女になるように作っております。はい。
 
 ちょっと最近ヴァルルートのプロット修正中に気がついたのは、大沼氏が作るエピソードはお金がかかるトキメキで、伯爵が作るエピソードはお金のかからないトキメキで、感覚の違いなのかな面白いなと思いました。
 このお金がかかるトキメキは映画のシーンなどでもよく見るような場面なので、性別を問わず一般的に共感を得るシーンだと思うのですが、伯爵には欠けており思いつかない内容なんだな、と自覚出来たりして、共同でプロットを作っているとそういう発見が面白いなと思いました。
 
 
 頭を『ソドム72日』に戻すべく、明日は『ソドム72日』をプレイしてみようかなーと思っています。一部イベントCGが仮画像の状態ですが全編組み上がっているので、久し振りにプレイすると楽しめそうです。
 今年に入ってからずっと絵を描く仕事をしていたせいか、絵を描くスピードが安定して出てきているので、どんどんイベントCGの作画が進められるといいなーと思います。

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