クリエイターと猫カフェと音楽理論と法律事務所とシュールレアリスムの画家

カフェ, 雑談

 3月21日はあの東京が大雪だった日以来、実に40日振りに『人と会ってお出掛けする日』でありました。

 まずはランチ! とRACINESへ。
 ずっと家に篭って仕事をしていた伯爵には久し振りの外食なので、「美味しいものを食べよう!」と楽しみにしていました。
 少し前に知人から「オススメのお店です」と教えて貰ったお店なのですが、本当にお洒落で美味しくて満足! なお店でした。
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 人気のお店のようで、伯爵達は早めの時間に行ったためにすぐに入れましたが、食事を終えて席を立つとレジ周りにもお店の外にもズラリと列が出来ていました。
 池袋にこういう雰囲気のお店は珍しいからかもしれませんね。女性客、カップルに人気な印象でした。
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 この日ご一緒した方には妹さんがいらっしゃって、前回お会いした時に「妹が乙女・BLゲームのライターになりたがっている」という相談を受けたのですが、最近妹さんがゲーム会社に入り乙女ゲームのシナリオを書くお仕事を出来るようになったとのことで、そんな報告を聞きつつのランチでした。
 段階設定した目標を着実に実現しているようで、嬉しいお話ですね (*´ω`*)
 その他、伯爵の乙女ゲー企画やキャラ作りの話なんかを聞いてもらったりもしました。ビジネスパートナー系の知り合いだと話せない角度の内容を、プライベートな付き合いの人にちょっと吐き出せると、嬉しいですね。
 
 ランチを済ませた後は、本日のメインイベント。Cat Cafe ねころびへ!
 もっふもっふの猫さん達に触れて存分に癒されてきました。
 生き物に触れるとストレスは消えるものだそうですが、恋人もペットもいない伯爵様は日頃生き物に触れる機会がないので(笑)久し振りにもふもふに触れて本当に癒されました。
 十数年に渡りもふもふのモルモット達と暮らしたり、恋人と暮らしたりしていたので、生き物に触れないと何か心が解ける時間がない感じなのです。
 やっぱり、いいですね。生き物の体温や鼓動が落ち着くんでしょうね……。
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 伯爵は大きな猫さんが好きなのですが、こちらの猫カフェは一番大きな猫さんで体重9キロの大きさの子がいて、「大きな猫さん!」と存分に撫で回して帰ってきましたw
 小さい猫さんもいいのですが、一緒に暮らすなら出来るだけ大きな猫さんがいいですね。抱き応えがありそうで! お風呂とか大変そうですが、完全な家猫にすれば頻繁にお風呂しなくても大丈夫そうですし……!
 伯爵は犬派なのですけれど、犬さんは毎日2回お散歩してあげないといけないですし、一人暮らしだと自分が病気になった時など十分なお世話が出来ないので、猫さんかなと思います。猫さんもというか、動物は皆大好きですし!
 
 
 猫カフェの後は、ブラブラとお店を見て歩きながら雑談をしました。

 クリエイター、アーティストに関する例え話を発端に、音楽の聴き専、演奏専、作曲好きの話から、楽譜をどこまで読むか、どう弾くかの話、音楽理論の話、とそれを踏まえた作曲の話、なんかを話して、面白かったです。
 伯爵はピアノ、フルート、ギター、ベースは弾いていたことがあるけれど聴き専で、気の利いた演出やセンスの面白い曲を聴くのが好きだったりするのですが、身近に長年(35年くらい)ピアノを弾いてる人がいたり、幼少期のヴァイオリンからエレキギターにジョブチェンジし作曲を始め大学で音楽理論の勉強をしたギタリストと一緒に暮らしていたことがあったりで、音楽に携わる人の話は結構聞くし好きな方なんじゃないかと思います。
 自分自身の経験は多くないですが、音楽やってる人の話を聞くのは面白くて好きなのです。自分の知らない分野の話だから面白いんですよね、きっと。それでいて、絵描きと通じるところもあったり。
 絵と音楽は同じ非言語表現なのでライバルであり恋人である、みたいな言い方を見たことがあります。
 昔から役者さんと話すのも好きだったのですが、役者さんも言葉以外の部分(動きに限らず、息とか喉の力加減とか色々ですね)で表現する人は素敵だなーと思ったりしますね。
 歌声の表現も同じでしょうか。テンポと音程に合わせて言葉を発しているだけではなく芝居的に歌う人が好きです。
 
 
 歩き疲れたけれど晩ご飯には早い、と途中でお茶休憩。
 ご一緒した方は弁護士事務所にお勤めなのですが、とある話題の流れから『トラブルに巻き込まれる人は本人にもそうなる要因がある』という話があって、面白かったです。
 巻き込まれるといっても、その人でなければトラブルとして発展させず納めることが出来たような内容が多い、という意味です。
 弁護士事務所は弁護士に相談しなければならなくなってしまうような重度のトラブルを起した人が沢山くるわけですが、巻き込まれる人に一定の特徴があるらしく。
 「どんな人なんですか?」と訊ねると「『人の意見に流される優しい人』或いは『小賢しい人』」という答えで、面白かったです。
 この場合の『優しい』と『小賢しい』とはどういう優しさ、小賢しさなのかと訊ね、その内容が。なかなか。面白い。
 以前お会いした時は離婚裁判のとんでもなのによくある事例の話を聞いたのですが、色々な、聞いていて共感出来ない発想をお持ちの方の起したエピソードというのは興味深くて、本当に面白いです。
 
 
 時間の頃合をみて晩ご飯に移動。いつもケーキとお茶で利用しているラ・メゾンでパスタとリゾットをいただきました。
 『普通の人』と『変わった人』と『変わった人になりたい人』の話をしました。
 「例えば」で伯爵がサルバドール・ダリの話をしたのですが、ちょっと、面白かったですw
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 伯爵は美術系の高校に通っていたのですが、高校時代に画家兼講師の人に「画風がサルバドール・ダリに似ているからダリの作品を観てみるといい」と言われてダリの作品や本を見るようになって多少ダリのことを知っていたのですが。話していくうちにミイラ取りがミイラになるような話の流れになってしまい……w
 『天才は奇行を行うとの短絡思考から敢えて奇行を行う人の話』と、ダリは天才に憧れて奇行を行ったわけじゃなくて、自覚が無いだけで元から変人だったんじゃ? というような話だったのですけれど……。
 ダリの名言『天才になるには、天才のふりをすればいい』に関する話ですね。
 エンターテイナーとして作られた変人の部分もあるでしょうけれど、身近な友人に対する繊細で常識的な態度は『変人故の気遣い』という可能性もあると思うのです。変人にとって身近でいてくれる人は希少で貴重な存在ですから大事にしますし。寧ろ変人的なイメージです。
 
 
 久し振りに仕事から離れて人と会話をして、やっぱり人と話すのは面白いなーと思いました。仕事と直接的に関係の無い話が出来るというのは、いいですね。
 社会人になると仕事で関わる人間、利害関係のある関係、有益そうな繋がり、そういうものしか持てなくなってくるのですが、伯爵は生きていく上で何の役にも立たないものが小さい頃から大好きだったので、ただただ脳みそが喜ぶだけの会話や人間関係はいいなぁと思います。

 あと、やっぱり温かくて柔らかくて生き物はよい! と思ったので、また動物を触りにお出掛けしたいと思いましたw モルモット触れ合いコーナーにでも行きたいなぁ。吉祥寺の井の頭動物園!
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Posted by eisen