メンタリズム
8月15日から8月21日まで一週間、夏休みを満喫しておりました。それはもう、屋敷に篭ってスクリプトを組み続ける日々です。なんと、有意義なことか!!
ではありますが、16日には友人と誕生日祝いをしに出掛けましたし、20日は気分転換に買い物をしに出掛けたりもしておきました。ずっと屋敷に篭っていると頭痛や吐き気や耳鳴りなど体調がおかしくなるのです。
スクリプトは、ボイスはマクロの自動書き出しで全て付いた状態、各章のタイトル画像と背景の仮素材を作成しそれらの表示指定、場面毎にウィンドウの種類が変わるので状況に合わせたウィンドウの切り替え、ウィンドウに合わせてテキスト送りの指定、シナリオの変数分岐の組み込み作業、を行っておりました。
今は最終章を作っているところなのでそれなりに進んだ印象もありますが、これから立ち絵・表情変化の指定と膨大な作業がありますので、まぁ、先は長いですね(笑)。
体験版をプレイして頂いた方には分かるかと思いますが、立ち絵の表情変化が細かく起こるので制作にもかなりの時間がかかってしまいます。
組み進めていて思うのは。
テキストの状態では不安の大きかったメシャクが代田橋さんの芝居で人間の形になった印象で、声でこんなにも変わるものなのかと感じました。
他の全てのキャラクターに関して、声に形作ってもらっているところが沢山あります。
メンタリズムで人気のDaigoさんが『言葉で人が認識する情報は7%』と言っていたのですが、喋る速度や声のトーン、言葉のどこの音を強く発音するかなど声の表情から伝わる情報はとても大きいですよね。SNS・メールなど活字コミュニケーションの増えた昨今ですが、伯爵は直接会って話さないと相手から読取れる情報量が少な過ぎると感じてしまう人間です。声や表情、身体や視線の動きから読取れる情報は本当に大きい。
ボイス付きのゲームを作るのは『ソドム72日』が初めてですが、とても面白い体験をしているなと思います。助力いただいた声優の皆さん、音声収録ディレクターさんには感謝しきれません。
体験版をプレイした方から『声と表情が合っていて楽しめた』とか、『「~~~」という台詞を言う声と表情がとても良かった』とか、今までなかったような感想を頂けたりしていて、そういったこともとても嬉しいです。
時間もかかってしまっておりますし大変な作業ではありますが、完成させるのがとても楽しみです。