薔薇十字運動

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最近、分かっているようで分かっていない
薔薇十字団』についての本を通勤中に読んでおりました。
これがなかなか、何度読んでも分かる気がしない(笑)。
神秘主義者で尚且つ頭が良くないと理解出来ない気が致します。
悪魔に詳しい(笑)お友達の森 霧矢さんに、ソロモンの72柱の資料に関する質問をした時にも
「72柱に関してはメイザースおよびアレイスター・クロウリーを初めとした
 魔術結社の資料をメインに使っている方も多いのでは。
 でも、私にはクロウリーはいまいち理解できない部分が多いんで、
 流し読みしただけになっちゃってますね」
ということで。神秘主義者の言ってることはやはり難解なようです(笑)。
魔術結社の資料は流し読みしか出来ない。分かります。
森さんの見解も「神秘主義者で尚且つ頭が良くないと無理」でした。
自身が神秘主義者にならないと、難しい気が致します。
それでいて、神秘主義者になってしまうのは怖いので(笑)
あまり情熱的に書かれた本は読みたくない気持ちもあるのですが。
※ メイザース及びアレイスター・クロウリーは
  『薔薇十字団』ではなく『黄金の夜明け団』です。
  『黄金の夜明け団』は魔術結社(19世紀)、『薔薇十字団』は友愛団(17世紀)なので
  時代も内容も異なる存在ではないか、と思われるかもしれませんが
  魔術結社はフリーメーソンリーや薔薇十字思想に代表される
  友愛団の影響がとても濃い存在です。
現在読んでいる本は
クリストファー・マッキントッシュ著の『薔薇十字団』です。
比較的淡々と歴史を語っているような内容で、
エンターテイメント性は低いけれども、頭を整理するにはいいかなと思い読んでいます。
それでもまぁ、同じページを何度も読み直しながら読み進めたり
通勤電車の中で集中じ辛い環境というのもあるとはいえ
頭の悪さを露呈しているわけなのですが。
しかしこの本は社会運動としての薔薇十字運動を大まかに捉えるには
よい本なのではないかと思います。
『薔薇十字団』は存在そのものが実在しているのかしていないのか、という
酷く曖昧なものなので、ハッキリ「こうである」と理解するのは難しいですね。
悪魔サイトらしく悪魔に関するところで。
森さんが今年オープンさせた『ソロモンの72柱』に関する資料WEBサイトが
とにかく素晴らしいので、悪魔が好きな方は足を運ぶことをオススメ致します。
火星交換士別館 『ソロモンの72柱
気が付けば森さんとのお付き合いはそろそろ10年近いのですよね。
時間の流れがあまりにも早すぎて、老衰まであと僅か、という気持ちになります。
死ぬまでにあとどれだけの作品が作れるのか……。

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Posted by eisen