くだらない英国関連本

英国

……このタイトルは失礼だったかもしれません。

カーティスシリーズを制作するにあたって、といってしまうと大げさになりますが
英国への興味から読んだ本を紹介してみます。
書くネタが切れているのだろうな、と思って頂ければ大きく外れておりません。

イギリス英語の悪口雑言辞典―True English
アントニー・ジョン カミンズ
東京堂出版
売り上げランキング: 120633

『イギリス英語の悪口雑言辞典』は英会話の本なのですが
イギリスの文化や歴史背景なども分かりやすく書かれており面白かったですね。
伯爵様は英会話、はからっきし駄目なのですが
各章に挿入されるカルチャートークを楽しみに読ませて頂きました。
言い回しや表現方法にはその国の人の人柄・考え方が出るので
興味深く、面白いです。

笑う大英帝国―文化としてのユーモア (岩波新書)
富山 太佳夫
岩波書店
売り上げランキング: 162129

『笑う大英帝国』は18世紀、19世紀の笑いの本で
パンチ』などの図版を多数収録、というあたりにも惹かれて購入しました。
政治、宗教、階級に関連した笑いが多いのでそこに疎いと分かりづらいですが
英国は現代でも政治、宗教、階級の国のようにも思います。
……現代の英国にそう詳しいわけでもないのですが、イメージだけで言ってみました。
『笑う大英帝国』は、著者がイギリス的ユーモア感を出そうと頑張った結果
外してしまっているように見える箇所もあり、苦笑いしたくなるところもありましたが
それもまた英国的な笑いなのかもしれませんね。

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Posted by eisen